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VOL.144 音楽を分析するYoutuber

ちょっとは明るい話題ということではないが、せっかく時間がたっぷりあるのであれば、いろいろと没頭できるネタでもご紹介したい。

 

このサイトをご覧の方たちは世代的には音楽にズッポリとハマっていた人たちが多いと想像する。
今では、いろんな世界中のアーティストの秘蔵映像やライブ、貴重なTV出演時の映像やラジオ音源など様々なものがYoutubeを通じて楽しむことができる。

その中でプロ・アマ問わず人気を誇るYoutuberがいる。

 

 

アメリカ人のRick Beato(リック・ビアート)さん。そもそも音楽エンジニアであり、自身もミュージシャンである。

 

 

 

 

 

 

 

2020年4月現在で146万人のチャンネル登録者をもつ、世界的な有名人といっていいが、その魅力は何より音楽の楽しさをしっかりと伝えてくれるところである。

中でも「What makes this song great (なにゆえこの歌がすごいのか?)」
というシリーズは必見。クラッシックなロック好きから今の歌まで、各楽器のパートのトラックに分けて丁寧に説明してくれる。

 

 

 

英語が苦手という方でも、「この曲のギターソロってこうなってたんだ!」「あのソロってそんなギターアンプで弾いてたの?」みたいなことが十分楽しめる。

 

他にも全然大したことがないと思っていたプレーヤーも、実は非常に優れたプレーヤーで、見事な黒子に徹していた…、だなんてこともよくわかる。

 

相当数の投稿があるので、ぜひとも楽しんでもらいたい。

 

それではまた近々。

 

 

A Prestissimo!!

VOL.143 暗い話題が世界を包む…。

前回書いたコロナウイルスの記事は2/27。あれからたった数週間で世界はえらいことになってしまった。そして二ヶ月もたたないいま、ついに日本全国に緊急事態宣言が発令されてしまった。

精一杯前向きにしていたいのだけど、やっぱり先行きが不安にならざるを得ない。そもそも、症状がでないのに伝染るだの、感染経路がわからないのに発症するとか、もうこれは立派なホラーである。

そもそも東京という大都市で電車がまだ動いているという時点でおかしな話だと常々思っていたが、今となってはすでに後の祭りだろう。
懸命な経営者たちは、早々に通勤形態を変えたり、自宅からのリモートワークに変更している。(もちろんそれができない業種だってあるが)

人間同士の信頼が崩れるだけではなく、ちょっとしたことにもピリつく嫌な空気が世界中を覆い尽くしている。
でも、発散するにも盛り場に出かけるのはご法度。
いったいどうしたら?

こうなりゃ神や仏に祈りを捧げるしかないのか…。それでもしばらくはジッとして、今までできなかった洗車や掃除をして、オイルを替えたり郊外にドライブに出かけるなどして、日常で忘れかけていた何かを取り戻せればと思う…。

巷の噂では、ここぞとばかりにドライブに出かける人が増えているとか…。まあ、誰とも接触しないならこれぞ最も素敵な発散方法ともいえまいか…。

 

できるだけ明るい話題をと思ったが、流石に避けて通るわけには行かない状況に陥っている…。

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

Vol.142 苦労は金で買える

thema832なんとも恐ろしいタイトルだが、これは事実だ。
甘美な誘惑に身を落としてしまったタレントたちの話題が引きも切らないが、これは車のハナシ。

 

まだバブルの華やかかりし頃、ちょいワルならぬ、本ワルオヤジたちを虜にした一台といえば、ランチアテーマ832をおいて他はないだろう。

 

かくいう筆者も所有していたことがある。かなりの車遍歴はあると自負しているが、とびきりの一台という意味では、おそらくこの832が最高だったと思う。オリジナルともいえるフェラーリ308よりも、魅力の総合評価では上回っていると言い切れる。

 

なぜいまさらこんなハナシをするかと言うと、実は当時の「ご同輩」から、今一度832に乗りたいというハナシが出ているのだ。もちろん、全力で止めた。個人的な最高「だった」といっているところからもおわかりのように、過去のものなのだ。そう、いまは思い出の中に生き続けている。

まるで映画のような、男女の燃え上がる恋愛など体験したことはないが、832との体験は、他のどの車でも得られなかった「特別」があった。

FFだし、トルクステアだって結構ある。でも、「具合が良い」という言葉以外にいい表現が見当たらない。

ジーパンなどで運転することを想定していないデリケートなポルトローナ・フラウの内装。少々華美に過ぎるとも思えるウッド類。一見なんのことはないセダンなのに…。

Ferrari vs Fordでも出てくる、元FIAT会長ジャンニ・アニエッリだって、ワゴンに改造して乗っていた。

 

832Gianni

 

同時期のマゼラティ・ビトゥルボなどのチャラさ(スマヌ)はなく、物腰低くも主張は強いという絶妙さが魅力。

ドライバビリティだのトラクションだのエンジンパワーだのって、誰でもわかりそうな部分以外も、すべてきっちりと大人の勝負をしてくれた稀有な一台。それが832。

 

アノ頃のフェラーリなら当たり前だけど、2万キロに一回は必ずタイミングベルトを交換せよだなどとかかれたユーザーズマニュアルなど、おしゃれと身だしなみ同様、お手入れを欠かすことなど許されない一台。

 

 

今では、パーツも含めて、いろいろと読めない車になってしまったけれど、苦労は買ってでもすべしという言葉に習い、死ぬまでに一度は経験してもいい一台かもしれません。少なくともイタシャ好きを語るならね…。

なお、コレッツィオーネでは販売しておりませんのであしからず…。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

 

 

Vol.141 パリ・レトロモビル2020 part.2

SVJスーパーカー世代なんて言葉があるが、やっぱり今見ても、誰が見てもスゴイものはスゴイのだ。

アノ時代をしてレア物の王様といえば、やはりランボルギーニ・イオタだろう。

元祖都市伝説のようなイオタは、イタリアでは使用しないアルファベット「J」をコードネームに持つミウラのレーシングバージョン。とは、スーパーカー時代で語られたざっくりとした知識。

実際は、すでに多くの書籍などでも知られるように、レースではなく、ミウラの進化系のために当時のレース規定に則った改造が行われたある種のテストモデル「ミウラSVJ」がその正体。

SVJ02

 

細かい話をするとまったく夢のない話になってしまうので止めにするが、イオタ(ここではあえてそう呼ぶ)が、ランボルギーニのヘリテイジ部門、プーロストリコの展示で持ち込まれていた。たとえ関係者であれ、子供のような真剣な眼差しで写真をとっていたオッサンを見よ! これがかっこいいスーパーカーの紛れもないオーラの為せる技なのだ。

SVJ01

 

やっぱり、かっこいい。ミウラがかっこいいのに、それを崩さない感じで見事なモデファイがなされた数少ない例だろう。潮来のオックスではなく、飛鳥の兄ぃに乗ってほしかったのだが、それもまた言うまい。

 

それではまた近々…。

 

 

A Prestissimo!!

Vol.140 パリ、レトロモビル2020 part.1

毎年恒例のレトロモビルに行ってきた。

折からのコロナウイルスの話こそあったものの、2月の第一週のレトロモビルには大きな影響もなければ、マスクの人も殆どいなかった。何より、暑かった…。会場の熱気ではなく、気候そのものがだ。

retro

 

 

オーガナイザーが変わった今年だが、大きな変更もなく、相変わらず強烈な車たちを販売する業者が軒を連ねたレトロモビルだったが、さすがに、猫も杓子もすべて高額という流れは一段落したようで、ヒストリー的に重要なもの以外は、わりと落ち着きを見せてきているような感触を受けた。

 

何がトピックなの?
そう聞かれると、ちょっと答えに窮してしまうが、いわゆるフツーの車たちがなんとなく輝いて見えた。中でもいろんなことがあったルノーさんはCLASSICシリーズの展示にさらに力が入っていたように思える。

 

Renault

これって、もしかして…。というような「アノ日本車」の元になったと思しき17や、いつ見てもやはり秀逸なデザインの5をはじめ、TORINOなどの珍しいモデルもレストアして展示されていた。

R5_01

ルノーさんの場合、こうしたヘリテイジがこれからのモデルにどう生かされていくのかは、相変わらずまったく見えないのだが、願わくば5などはぜひ復活してほしいと個人的に思う。

R17

実は黒やグレーといった東京のような色合いの車が多いパリにおいて、やはり5のようなかわいい車が明るくオシャレな色を纏って元気に走る様は必要なのではないだろうか?

結局エコだの空力だの言って、まちなかをつまらなくしてくれたカーデザイナー諸氏は、今一度反省してほしいところだ(何目線?)。

人間様の都合を言い訳にしたデザインではなく、やっぱり素敵な街や生活や人々を彩る車のデザインがこれからは必要なのではないだろうか…。(やはり何目線?)

 

それでは、また近々。

 

A Prestissimo!!

 

Vol.139 世界は大騒ぎさ…。

corona01これを書いている2020年の2月の話題といえば、残念ながらコロナウイルスの話を避けては通れないだろう。

世界大戦こそないものの、気がつけば、テロに二度の大震災、多くの台風をはじめとする水害、強烈な熱波に加え、ついにウイルスまでが履歴に残ってしまった。

昨年など日本でも大ブームとなったQueenのボーカル、フレディ・マーキュリーが亡くなったAIDSが恐怖の伝染病として恐れられたのも、いまから40年近く前の話。

SARSやらエボラ熱などもあったが、今回のコロナはその規模感ではない。
何より、オリンピックを直前に控えた日本の産業構造自体揺るがしかねない、大きな事件ともいえる。

子供の頃経験した学級閉鎖が、一般企業でも行われるなど、まさに前代未聞の状況に入っている。

 

 

ここまで広がってしまったのだから、あとは治す方向で努力を進めるしかないだろうから、強い期待を持ってワクチンや特効薬の開発を待ちたい。もちろん患ってしまった方々の一日も早い回復を願う。

 

 

しかし、よりにもよってというか、母国日本のみならず個人的にもゆかりの深いイタリアまで…。
もよりのスーパーはこんな感じ。日本のニュースでやっている画像に嘘はない…。

IMG_0788

 

そんな中、間近に迫ったジュネーブショーは予定通り開催するという…。

本気か?

 

それではまた近々!

 

 

A Prestissimo!!

 

Vol.138 デザインと自動車の国イタリアで

jimny2018年に発表されたスズキ・ジムニーは日本国内でも大人気だし、外車好きの人たちからもかなり注目されている、久しぶりのカッコカワイイクルマだ。

 

その性能は折り紙付きなのは、もう語るべくもないだろう。これまで正直えらく日本車然としたデザインから、個人的にはジープそっくりの初代以外ピンと来ていなかったが、さすがに最新モデルには反応してしまった。

そんなジムニーがついにイタリアにも上陸したのだが、2020年が始まったばかりというのに、もうすでに本年度分は売り切れ。市場でも相当な盛り上がりを見せている。(海外なので、もちろん軽ではなくシエラの方)

 

jimnycarabi長く、Panda 4×4の天下だったイタリアのミニ四駆市場だが(デザイン的にも優れていて、小さく走破性が高いという点で他のものは当てはまらなかった)、ここに来ておしゃれピープルからも注目を受けているようだ。ちなみに州警察の公式車両にも選ばれたと言うから大したものだ。

 

こういうと語弊があるかもしれないが、欧州でのスズキの評価は非常に高く、特にSWIFTなどは、知り合いの若手レーサーなどもスポーツモデルを愛用していたほど、その経済性に不似合いなしっかりとした作りや走りが定評だった。もちろんバイクの名声がからんでいるのは言うまでもない。

 

それにしても数日で完売というのは大したもので、これまでデザインよりも経済性や耐久性でのみ買い求められていた日本車にとっては、実にエポックな話かもしれない。

いい意味で退屈になってきている欧州のアシグルマのデザインに一石を投じてくれるといいなと思ったりする。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

Vol.137 最も美しいアルファのコンセプトカー総選挙?

IMG_3845前号の110周年で話題に取り上げたアルファロメオだが、ミラノ郊外にある彼らのミュージアムには、素晴らしい歴史と実績を感じさせてくれるアルファロメオの博物館がある。アルフィスタを自称される方はまさに必見の博物館なので、ぜひ足を運んでほしい。

 

なんてったって、自動車の歴史そのものとともにあるような名門ブランドなので、見応え充分だ。

IMG_3794

 

 

そんなアルファロメオの歴代コンセプトカーで「どれが一番美しいか」選手権が開かれた。もちろんイタリアのメディア主催だ。まあ、それだけイタリア人はクルマを愛しているという証拠なのだろう。(投票総数186票というのはご愛嬌)

 

ranking

1914年の40/60HP Aerodinamicaなど、それこそEVバスにでもしてほしい。すごい造形だと未だに思う。ちなみにこれ、結構デカイ。

F_A_4060HPAerodinamica

しかし、改めてすごいブランドである。

もっともっと活躍してほしいと切に願う私だが、実はランチスタ…。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

 

 

 

Vol.136 もはや10年刻み

AUTOMOTOより

AUTOMOTOより

つい先だって100周年だと思っていたミラノの古豪が、今年110周年を迎える。
まあ、ギターだろうがカメラだろうが、ブランド系は本当にアニバーサリーが大好きなようだ。

 

アルファといえば、先だってフランスのPSAグループと合併を発表したFCAのいちブランドだが、筆者的には、この発表は将来を期待させるものだと信じている。なんせ、PSAのプラットフォームや、ユーザーインターフェースの作りがなかなか素晴らしいので、FIATやその他のブランドもうまく復活してくれるのではと密かに期待している。
クチの悪いジャーナリストは、負け犬同士の合体などと言うが、その中身は捨てたもんじゃないと信じている。

 

さて、この110周年モデルの噂のもとはイタリアのメディアなのだが、PSAのプラットフォームを流用したSUVもしくは、6Cと呼ばれる純粋なGTを6月24日に発表するという。(噂ですよ!あくまで)

一説にはこのようにかつてのジュリエッタを思い出させるようなフォルムに、プラグインハイブリッドを備えるとか…。

 

日本ではもう一つ元気のないアルファだが、ここらでちょっと気合をいれて頑張って欲しいものである。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!

Vol.135 電気自動車と未来

トヨタ自動車株式会社公式HPより

トヨタ自動車株式会社公式HPより

うるさくて、ガソリン臭くて…。
豊田章男社長が出演する自社CMでそんなクルマが大好きとおっしゃっている。

かくいう私も、おそらくこれを読んでくださっている方々も同じ意見かもしれない。
子供心や乙女心、○○心という類のものは、人が人として元気でいられる、楽しくいられるために必要な、実にプリミティブなマインドなのだと思うが、ガソリンエンジンが持つ振動や鼓動、音は間違いなく子供心に応えてくれる重要なファクトなのだと思う。

あくまで電気モーターで動くモビリティを揶揄するものでないということは前置きしておきたいが、上記の観点から電気で動くモーターにはちょっと子供心を充足してくれるものは少ないと思われる。

少ないと書いたのは、スピードや加速という別の要素では十二分に子供心を満たしてくれると思うので、それはOK。ただ、飛ばすという行為は結構しんどい。歳を取るとなおさらだ。

でも、ブルブルブルっとくるものには、得も言えない感覚があるので、単車に乗る人達が潰えないのも、また、いまだに3馬力しかないようなクラッシックカーでラリーなどを行う欧州の人達がいなくならないのも、同じ理由かもしれない。

日本ではモビリティという言葉が、次世代の自動車的に広まっているが、非常に高度かつ政治的な言葉だ。クルマってのは個人の持ち物であり、モビリティってのはややもするとパブリックなものに近い。果たして本当に多くの人は自分のクルマを持ちたくなくなるのだろうか…?

 

carimportつい先だってアメリカで開催された世界最大級の家電ショーCESにおいてはSONYから電気自動車が発表された。
まあ、見慣れた形なのでいいが、以前にもここで紹介したようなGoogleのクルマや、いくらコンセプトカーとはいえ、「誰が乗るのよ?」的な絶対にこない未来のクルマなんて、どこに需要があるのか心底聞いてみたい。遊園地でも、たとえそれが公共の交通機関であっても、乗るのにはそれなりの覚悟と勇気がいるような不可思議で恥ずかしい、人間の姿や街とまったく馴染まないだろうその形には不安しか抱けない。(こんなこと言ってるから写真は無理ですね…。)

 

世界を跋扈した日本のかつての「モビリティ=クルマ」は未来においても、世界で戦っていけるのか?
はたまた個人の所有物としてのクルマで、小ぢんまりとしたビジネスに転化していくのか…。なんでもかんでも「やりすぎ」なきらいのある日本人だが、そろそろ色んな意味でペースダウンするべき時が近づいているのかもしれない。人口も激減するしね。

 

あ、もちろん、個人の主観ですよ。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

 

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