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Vol.185 起死回生の一打は、いまやSUV


ポルシェがすっかりそうであるように、いつまでもアルファロメオが古豪のスポーツカーメーカーだと息巻くのは、ともすると時代遅れなのかもしれない。

というか、ご時世的にSUVに文句を言えるほど、その売れ行きがしょぼいモノではないどころか、完全にブランドの屋台骨を支えるヒット商品となっているわけだ。

アルファロメオ・トナーレ。

Stelvioが出た後なので、もはや驚きはないし、フェラーリだってポルシェだってSUVがあるんだから、当然のことだろう。

こういう書き出しをすると、古豪のスポーツメーカーはいつまでもスポーツカーのみを作るべき!ってな原理主義的な発言をしたいのかと思われるが、個人的にはもはやそういった感情はずいぶんと前に消えてしまった。

 

というのも、SUVブームがヨーロッパ、とりわけイタリアに訪れたのは、下手すると10年近く前の話だ。まあ、リーマンショックが遅れてきたイタリアにおいて、12年以降は結構なズンドコ経済で、それまでのチャらさというか、浮かれた感じはすっかり消えていて、とにかくアウディ一辺倒だった街中も、次第にニューモデルの数が減っていき、気づけばその後何年も同じクルマが駐車なんてこともザラにあった。

 

その中で唯一の新しさをもたらしてくれたのが、TOYOTAのRAV4だったり、RANGE ROVERのEVOQUEだった。とりわけ、ローアンドワイドな感じのする安価なSUVということでEVOQUEの流行は結構な勢いがあったのをよく覚えている。

 

あとは百花繚乱、ここで書くべくもないと思う。
つまり、何が言いたいかというと、SUVの快適さでアルファのバッヂが楽しめるなら、世の中的にはもうそれで十分だろうし、そこに異論を挟むこと自体がちょっとナンセンスというのが世の流れなんだろうなと。

これまでのアルファ感というより、これからのブランドアイデンティティさえうまく出してくれれば、「これがアルファ品質です」とか「アルファの魂です」って言ってくれさえすればユーザーはもとより、古くからのファンも安心すると思う。

やっぱり、二台持ちですよ…。つべこべ言わずに…。ね?

それではまた近々。

 

 

A prestissimo!!

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