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Vol.135 電気自動車と未来


トヨタ自動車株式会社公式HPより

トヨタ自動車株式会社公式HPより

うるさくて、ガソリン臭くて…。
豊田章男社長が出演する自社CMでそんなクルマが大好きとおっしゃっている。

かくいう私も、おそらくこれを読んでくださっている方々も同じ意見かもしれない。
子供心や乙女心、○○心という類のものは、人が人として元気でいられる、楽しくいられるために必要な、実にプリミティブなマインドなのだと思うが、ガソリンエンジンが持つ振動や鼓動、音は間違いなく子供心に応えてくれる重要なファクトなのだと思う。

あくまで電気モーターで動くモビリティを揶揄するものでないということは前置きしておきたいが、上記の観点から電気で動くモーターにはちょっと子供心を充足してくれるものは少ないと思われる。

少ないと書いたのは、スピードや加速という別の要素では十二分に子供心を満たしてくれると思うので、それはOK。ただ、飛ばすという行為は結構しんどい。歳を取るとなおさらだ。

でも、ブルブルブルっとくるものには、得も言えない感覚があるので、単車に乗る人達が潰えないのも、また、いまだに3馬力しかないようなクラッシックカーでラリーなどを行う欧州の人達がいなくならないのも、同じ理由かもしれない。

日本ではモビリティという言葉が、次世代の自動車的に広まっているが、非常に高度かつ政治的な言葉だ。クルマってのは個人の持ち物であり、モビリティってのはややもするとパブリックなものに近い。果たして本当に多くの人は自分のクルマを持ちたくなくなるのだろうか…?

 

carimportつい先だってアメリカで開催された世界最大級の家電ショーCESにおいてはSONYから電気自動車が発表された。
まあ、見慣れた形なのでいいが、以前にもここで紹介したようなGoogleのクルマや、いくらコンセプトカーとはいえ、「誰が乗るのよ?」的な絶対にこない未来のクルマなんて、どこに需要があるのか心底聞いてみたい。遊園地でも、たとえそれが公共の交通機関であっても、乗るのにはそれなりの覚悟と勇気がいるような不可思議で恥ずかしい、人間の姿や街とまったく馴染まないだろうその形には不安しか抱けない。(こんなこと言ってるから写真は無理ですね…。)

 

世界を跋扈した日本のかつての「モビリティ=クルマ」は未来においても、世界で戦っていけるのか?
はたまた個人の所有物としてのクルマで、小ぢんまりとしたビジネスに転化していくのか…。なんでもかんでも「やりすぎ」なきらいのある日本人だが、そろそろ色んな意味でペースダウンするべき時が近づいているのかもしれない。人口も激減するしね。

 

あ、もちろん、個人の主観ですよ。

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo!!

 

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