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Vol.083 FIAT X1/9


icsunonove06イタリア車っぽくない黒く、それもいまでこそ当たり前なマットブラック塗装(もちろんクリアが飛んでしまい、表面はガサガサになっていただけの天然マットブラックだ)のイカしたシャープなデザインのエックスワンナインはかくしてマイ・ファーストカーとなった。(写真は当時まだ新車で手に入ったベルトーネ名義のX1/9)

 

 

 

 

1170mmと世界屈指の低車高。ウエッジシェイプの直線的なデザイン。
3969mmの全長に1570mmというスリムな車幅。

 
icsunonove10つまり小さいクルマだ。ツーシーターだから当然だろうが、それにしても小さいクルマだった。ダンプトラックの隣にいくと、それこそ下をくぐれそうな勢いの小ささだったが、ミドエンジンのために空いたフロントには巨大なトランクスペースがあり、その後の故障対策のための様々な部品や工具が難なく収まった。さらに、エンジン後方にも小旅行用のボストンバッグくらいなら難なく入るトランクがあったのだ。

 

 

 

 

icsunonove23ご存じの方も多いと思うが、X1/9はタルガトップ。10キロあったかというくらいの重さのルーフがレバー2つで簡単に外すことができ、それを巧みにフロントボンネットの下に入れることができた。しかもトランクスペースを全く減らすことなくにだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生の私は、とにかくこのクルマであらゆるところに出かけた。

それこそ夜の街から、学校、スキー板を積んで山に出かけたり、海や釣りやと、大活躍してくれた。

 

 

 

 

私の1980年型は、後に知ったことだが、アメリカの衝突基準をクリアするための通称「5マイルバンパー」が装着されており、さらに排ガス規制をクリアするためのまったく効いているのか効いていないのか不明な補機類が山ほど追加されており、小柄でシャープな姿からは想像もつかないほど、実に落ち着いた、鈍重な運動性能を誇っていた。

 

 

 

 

 

一通りの車の構造は小さい頃から把握していたが、自分の車としてイジることができたのはこの車からで、メンテからトラブル対応までありとあらゆることをやった。
その中である時エアクリーナーを交換する時期が近づき、出向いたとあるショップから以後の泥沼が始まったのだった…。

 

つづく

 

 

A prestissimo!!

 

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