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Vol.058 パリサロンその1

salon-de-l-automobile-paris-mondial-2016-4b7acc-5@1x少し前になるがフランスのモーターショー、パリサロンへ行ってきた。

 

パリサロンという響きがなんとも素敵な感じだが、実際、「あのパリ」で行われる自動車ショーなので、ショー自体もさることながら街を楽しむという意味でも、毎度毎度わくわくしてしまう。
別に何がというわけではないのだけど、とにかくパリという街はアガる場所であることは間違いない。

そうした理由からか、周辺諸国からも奥さんや子供を連れてやってくるケースも多く、会場の男女比もなかなか拮抗している。

 

 

 

 

 

 

IMG_3146今回は不景気とテロにまみれたパリだったので、やや盛り上がりに関してはそこそこ心配していたのだが、なんのなんの、いよいよ上向き感が垣間見れるような人出で大いに賑わっていた。

街のそこかしこに機銃を持った軍人が警備しているのだが、そのせいかスリなどの軽犯罪が激減して、ある意味治安がいいとの地元の声も聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

ショー自体はある意味で東京モーターショーなどと変わり無く、クルマがひたすら並んでいるという情景だが、大きく異なるのが「徹底的に触ることができる」という点だ。

子供が記念撮影しようが、ハンドルやシフトをガッチャガチャ弄りまくろうがお構いなしである。
ちなみに日本の電車にベビーカーで乗ってくるような幼児(乳児ではない)に比べれば遥かに皆さんお行儀がいい。

 

 

 

 

IMG_3202日本ももっと自動車に触れる機会を増やすべきだと強く思うのだけど…。
そうしないとせっかく子どもたちに標準装備されている「ブーブー大好き」の因子が駄目になってしまうと思うのだが…。

 

 

 

 

つづく

それではまた近々。

A Prestissimo!!

 

 

Vol.057 ちょっと怖い話

ラッジ市長前々回ご紹介したイタリアの若き政治家たちだが、早速いろいろと不具合が出てきているようだ。

 

 

 

 

 

 

日本を例に挙げるまでもなく、やはり大人の世界というのは「ドロドロ」としたもので、イタリアも映画「ゴッドファーザー」を例に挙げるまでもなく、その最右翼に位置する国の一つであるのはご承知かと思う。

 

正義感や正論で渡っていけるほど世の中は甘くなく、かといって闇から闇へだけでも成り立たないというのが「人の世」の現実。
実のところ「ほどほど」こそがよろしくやっていく上でのポイントなのかもしれない…。

 

 

 

話を前々号で紹介した女性初ローマ市長、ラッジ氏に戻そう。
彼女の「正義感」溢れる行動がいよいよ危険地帯に入りつつあるのだ。

 

 

そもそも彼女の所属するチンクエ・ステッレという政党は典型的左派に分類されるわけだが、より良くするために新しいことに挑戦…。というか変えていくのを命題としている。
一方で洋の東西は問わないのだが、変えるのはいいが「…なので、こうします!」が実に弱い。ある局面では「変わる」ことによる期待感を膨らませる一方で、実態が伴わない結果に終わってしまうことも多々あるのは我が国でもつい最近経験したばかりだ。

 

 

ゴミ問題その彼女、ローマの五輪立候補取り下げしたばかりだが、なんとゴミ処理事業やバスなどの公共事業にはびこる(はびこると言っちゃまずいか?)「不正らしき」ものにメスを入れたのだ。

 

ゴミ処理って…。数年前のナポリを例に挙げるまでもなく「その筋の方」が力を持っていらっしゃる領域。

あと、バス会社にも実は幽霊社員がたくさんいて…。

 

 

 

 

 

 

sciopero (1)それでも無事に回っていた事を止めてしまったもんだからさあ大変。バスは止まるは、ゴミ処理は止まるわ…。
無言の圧力というか、これは正論だけでは渡っていけない「何か」にぶつかってしまった事を意味している。
じゃあ、次、何が起こるのか?
ローマの人々は戦々恐々だと聞く。
世の中には不都合な真実がたくさんあるからこそ「大人の対応」が求められているのも事実。彼女、ちょっと血圧上がりすぎたのだろうか?

 

 

 

 

 

市議会からも離脱者が続くらしいローマ。
政党の支持が下がるだけで済めばいいのだが…。
「キジも鳴かずば撃たれまい」という言葉もありますので…。

あ、ちなみにシチリアと本土との橋など言語道断と拒否を続けていた若き首相レンツィも、つい先日「橋…。作りますか!」的な発言に翻った。

 

 

うーん。まだ若かったか?

 

それではまた近々

 

A prestissimo!!

 

 

Vol.056 サグラなるもの

sagra_del_cinghiale_suvereto_2015ようやく秋だ。
とにもかくにも食欲の秋。
「天高く馬肥ゆ」ってのは人間にとっても同じ。

 

 

 

別に急に食欲が湧くという意味ではなく、やはり美味しいものが収穫される時期なんだろう。緯度が日本と同じイタリアもまさにこの時期は収穫の時期である。
旬のものに勝る美味はなく、この時期のイタリアといえばやはり「サグラ」である。
サグラというのはイタリアで言う所の収穫祭。ちなみに似た響きの「サグレ」は収穫祭の複数形。意味は同じだ。

栗、きのこ、お肉、オリーブオイル…。
sagra-del-fritto-misto-sieciとにかくお祭りだ。
中には、これらひっくるめて揚げ物(フリット)にしてしまう、一切合切なお祭りもある。
言葉は悪いかもしれないが、ど田舎で行われるこれらのお祭りは、食べて飲んでが主体で、およそ都会の感覚からするとありえないクオリティと価格が楽しめる。
ひたすら食べては喋るという基本的コミュニケーションに加え、老人向けダンス会まで色々ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
316781_2057131460163_7397656_n1日本で言う所の「村祭り」そのものであり、もちろん若い子達は「ダサい」という向きもいないわけではない。
確かに洗練とは程遠い世界だが、とにかく極上の食べ物にありつけるという意味では、やはり彼らも大人になると自然と足を向けるようになる。

 
イタリアに来て有名なレストランで舌鼓もいいのだが、食の都とも言えるイタリアの食材を味わい尽くすなら、この「サグラ」を巡るのもオツだと思う。

 

 

皆さんもぜひ!

 

 

 

 

それではまた近々!

 

 

A prestissimo!!

Vol.055 オリンピックというイベント

IMG_2628最近小難しい話が多いようで、ちょっと反省気味なのだが、割と大きなニュースとしてイタリアを騒がせているのが、またしてもオリンピックネタだ。

 

 

 

 

日本と違い、思い切って若者達に政治の舵取りを委ねているイタリアだが、その代表格が、現在イタリアの首相を務めるのは元フィレンツェ市長のマッテオ・レンツィ。30代半ばで市長となり、39歳でイタリアが史上最年少の首相になっている。

 

 

 

実は、またしても若い政治家がイタリアを騒がせている。
東京2020の次のオリンピック・パラリンピックの開催候補地として手を挙げているのがローマなのだが、最近何かと騒がしい東京の小池知事ではないが、大筋合意で進めていた五輪誘致を突如取りやめると市長が宣言したのだ。

その渦中のローマ市長はヴィルジニア・ラッジさん。またしても30代。しかも、ローマ市政初の女性市長である。

 

 
IMG_2627彼女は最近躍進目覚ましい野党「五つの星」所属で、与党であり首相のレンツィに対抗する立場なのだが、今回の誘致取り下げの理由が面白い。
「1960年ローマ五輪の借金がまだ残っているのに、どうしてまた借金ができるのか?」

 

 

うーん。
返す言葉もない。
さらに市民を苦しめるオリンピックを容認できないというのだ。
どこかで聞いた話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元体育会としてはスポーツの祭典に対して、大いにYESなのだが、大人の目線でこのイベントを捉えた時、やはりどうしてもキナ臭さを無視できるほど若々しくは無くなってきているようだ。

東京五輪は是が非でも成功してほしいが、何をもって成功と言えるかを、いっそ誰か明言してくれないかなぁ…。

 

 

 

 

まあ、無理なんですけどね。
大人ですから…。

次はきっと明るいネタをご提供しますね。

 

 

 
それではまた!
A prestissimo!!

Vol.054 SNSって

IMG_2726最近、いやもはやSNSは世の中、老若男女にすっかり浸透している。
それゆえ、拒否反応も出ているのも事実。

 

 

 

 

 

つまり、筆者もそうなんだが、SNSってとにかく時間が取られすぎるのである。
もちろん、言いっぱなしのほったらかしというのもいいのだが、「いいね」を押してまわるだけでも、そりゃ大変な時間がかかるのだ。
そもそも仕事の関係上始めたSNSが、そのうち繋がりが収拾がつかなくなりそれゆえに書けないことも増えて行き、結局のところ更新できないということに陥る。ちなみに友人は多いほうだが、そのほとんどがそもそもSNSをやっていない。あー、うらやましい…。

 

 

 

 

 

人間関係というのは、人間同士が生で築くものであり、こうした便利デバイスやアプリで代行すべきではないと思うのだが、それは偏りすぎた意見だろうか?

 

 

 

 

 

 

IMG_0139あ、もちろんお店とかが活用するのはとてもいいと思うし、学生時代の疎遠だった友人たちと旧交が温められたりするのはいいことなので、このシステム自体を否定しているわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね、なきゃないで済むと思うのさ。別に猫がかわいいだの、晩飯がうまかっただの、毎日やられても、ねえ?

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_2563そこにしかない、一期一会のような瞬間だってあるから人と会ったり、イベントに出かけてお宝買ったり、食事を楽しんだり、音楽を聞いたりするわけで…。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、イタリアのスポーツ代表チームや一部大学ではFacebook禁止だったりする。理由は「バーチャルに気を取られて本質を見失いかねない」ということ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐るべしイタリア人。

人間を知っているんだろうなとつくづく感じるところだ…。

 

それではまた近々。

 

 

A Prestissimo!!

 

 

Vol.053 クルマ・ライフ

panda141最近ひょんなことで20代のいわゆる「若者たち」と話す機会を得た。
ちかごろ若者の車離れが騒がれる日本で、本当にそういうことが起きているのだろうか?

 

アンケートではないので、あくまで一般論の一部としてきいてもらえればなのだが、なかなかオモシロイ答えが返ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

曰く、彼らは決してクルマを否定しているのではない。
想像のつく答えの一つとしては、
「駐車場問題と渋滞があるから電車のほうが便利」。
まあ、東京をはじめとする大都市近郊に住んでいればよくある話。
確かに、都市部に住んでいれば電車などの便利さは圧倒的だし、何よりデートスポット的な街の駐車場代は、世界的に見てもダントツの高さだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ちょっとビックリしたのは

「クルマがかっこ悪い」
「免許取得に金と時間が掛かり過ぎる」

 

というもの。前者は納得(笑)。でも面と向かって聞いたのは初めて。
後者は考えもつかなかった。

「だって、一ヶ月も教習所に通ってあんな金額を払うなんてありえない!」

確かに、ありえない。
カネを払うならもっと身近にするか、時間がかかるならもっと安くしろというのだ。確かにごもっとも。
娯楽も30年前と比べれば激増、新幹線やLCCなどの交通機関も大きく発達。
クルマ産業全体で考えた時には、いよいよ根幹から変える必要があるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

クルマや免許がアタリマエだった私たちの世代では、免許の事については「従うしか仕方ない」制度だった。しかし、こうした環境の変化にも対応しないと、いわゆる「クルマ離れ」を止めることはできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車のデザインに魅力がなくなってきているというのは、世界的な現象だが、日本は選択肢がエコかスペースしかなくなっているので、自らその存在理由を否定しているとしか思えない。ここでも再三ご紹介している旧車ブームがそこに一石を投じることは間違いないだろうが、それにしても、これだけ便利で高性能になったクルマにもかかわらず、デザインに魅力がないというのは致命的な欠点と言わざるをえない。

クールジャパンとか言うなら、せめて日本が誇る基幹産業でこそクールなものを作ってほしいものだ…。

 

 

それではまた近々。

A prestissimo!!

 

Vol.052 オリンピックとイタリア

8a1813ebb675372564938ce7419479a3いよいよ開幕したRio五輪。
開幕に間に合わないだとか、ファベーラ(貧民街)のギャングたちが怖いとか、さまざまな病気が流行しているとか…。
いろいろありましたがそれなりに華やかに開幕した五輪は、喉元すぎればというものだ。

 

 

 

 

もちろんこの時期は夏休みなので、朝の出勤が気になるようなことはないが(イタリアとブラジルでは時差が5時間)、夏の夜を愉しむネタには事欠かない。

イタリアは実は水泳や水球、さらには柔道なども盛んで、子供の頃から水泳教室に通うというケースも非常に多いし、パスタなどのCMに水泳選手が出てくるケースもある。

 

 

 

 

 

 

http://www.oasport.it/rio2016/

http://www.oasport.it/rio2016/

今年は自転車のGiro d’Italiaがあり、すぐにEUROが開幕。かぶせるようにフランスではTour de Franceがあり、その合間にはF1GP。そして夏休みに突入と同時にオリンピック。
全くもって集中に欠ける一年になりそうだ。

 

 

日本もメダル獲得に躍起になるが、純粋にスポーツを愉しむという点でやはりオリンピックは楽しい。
日本もいよいよ夏休み。4年に一度のお祭りを楽しみたい。

それではまた近々。

A Prestissimo!!

Vol.051 EURO終幕

UEFA_Euro_2016_logo.svgこう書くと後向きな感じに聞こえるが、これはもちろんサッカーのEURO2016の話である。

 

 

 

 

前号で「まさかの」イタリア快進撃を書いたが、残念ながらBest4をかけた戦いで惜しくもドイツにPK戦で敗れた。
普通に考えればドイツに勝てるはずもないような戦力だが、実は大きな大会における公式戦対戦成績はイタリアの8戦4勝4分と負けなし。
これがドイツを打ち負かすことのできる唯一チームと言われたゆえんだった。

 

 

120分戦った試合で決着がつかなかったので、これでイタリアの4勝5分と私は理解しているが、まあ、よくがんばった。プレッシャーに弱いイタリアはPK戦が大嫌いなのだ。

 

 

 

 

さて、今回のEURO。
フランスという欧州において交通の便の良い、この時期の気候も良い会場だったおかげで、非常に盛り上がったのではないだろうか。

そんな中、間違いなくこの10年間で欧州最高の選手の一人であろう、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルが、悲願のメジャー大会初の栄冠に輝いた。

 

 

 

 

彼に特段の思い入れがあるわけではないが、それでもこういう映像を見るにつけ、やはり「おめでとう」と言いたくなる。<gazzetta.TVより>

 

 

 

 
7月…。
サッカー、自転車、音楽イベント真っ盛り。仕事に身が入らない事この上ない…。

 

そう、欧州はとっくに夏休みなのだ。

 

 

それではまた近々。

 

 

A Prestissimo!!

Vol.050 EURO2016

Italia_Qualificazioni1-638x425欧州サッカー最大の祭典「EURO2016」が開幕した。

実はお互いそんなに仲の良くない欧州各国にとって、ある種のガス抜きイベントとしても機能している、欧州最大のサッカーのお祭りである。

もちろん選手たちにとって最も重要な大会はワールドカップなのだが、欧州選手権たる「EURO」は、それに勝るとも劣らない重要なイベントである。
実際の所、ブラジルとアルゼンチンを除けば、ワールドカップの優勝国は欧州にしか存在しないので、事実上の頂上決戦という言い方もできなくはない。

その試合の特徴はなんといっても「熱さ」である。
ワールドカップ同様4年に一度開催されるのだが、近親憎悪ではないが、歴史的な遺恨のある国同士の戦いなどは冒頭のように、かなりのガス抜きというかフェアな戦争とも言えなくもない熱い戦いが繰り広げられる。

今回、無事に本戦出場を果たしたイタリアなのだが、いかんせん今年の代表の小粒さ加減といったら過去に例がないほど。本大会開始直前のキャプテン、ジャンルイジ・ブッフォンのコメントも、ある種サバサバとした、誰からも注目されないような乾いたものだった。しかし、念の為に言うと前回大会は実は決勝でスペインにこそ敗れたものの、実は二位。
そんな実績もどこへやらの全くの期待されないっぷりがすごかった。

 

そこへ来て緒戦の相手は現在FIFAのランキング1,2位を争う強豪ベルギーである。私も含め、誰もがイタリアの敗退を強く予感していたのだが、期待されない時のイタリアほど老獪かつしたたかなチームも少ない。

 

Italia_Belgioなんとなんと、蓋を開けてみれば見事なカウンターから2−0の圧勝だったのだ。

出場前チーム中最高齢、タレントはいない、話題もない、期待もされていないと、ナイナイづくしのこの大会なのに、よりにもよって大番狂わせを最初からぶちかましてくれるなど、一体何が起きているんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには戦術オタクと呼ばれるイタリア人の特性にも秘密がある…。
サッカーなどボールをゴールに蹴り込めば良いのだろうという向きには、ちょっと感心のない話かもしれないが、なかなかどうして面白い話が盛り沢山である。
続きは次号で!

 

A Prestissimo!!

 

 

Vol.049 変わるジドウシャ

minicarsクルマはジドウシャである。
しかし、それはコミューターやモビリティという言葉に変換できるのか?
それとも依然としてブーブーなのだろうか?

フランクフルトモーターショーなどのいわゆる新車ショーと、レトロモビルやエッセンをはじめとした欧州旧車ショーを見比べて思うことだ。

劇的に進化した燃費性能は、クルマを利用するすべての人にとって益をもたらすものだが、一方でクルマという物質の存在や価値じたいを高めたかというと、少なくとも趣味の範囲からはYesとは言いがたいのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

newmobテクノロジーの進化により運転そのものの負担が相当に下がったことは紛れもない事実だし、そうした技術がちょっとでもお気に入りのクルマに活かせればどんなにいいことだろうと夢想することも多々ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不思議なのは、リッター30kmになろうと、自動でブレーキを踏んでくれようと、レーンが外れても戻ってくれても(そもそも外れないけどね)、それが購買のきっかけにはなっていない。

 
chauffeur運転しなくなったとしても、それを買う自分が想像できないのだ…。
万一自分で運転できなくなったとしても、代わりに運転をしてくれるプロの人がその頃にはたくさん居るような気すらするのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々の移動は日本でも欧州でもクルマがメインである。V8ツインターボで、一昔前のツーリングカーなんか直線でぶっちぎれるようなクルマから、必要十分なパワーと恐るべき燃費性能を誇るクルマも所有したことがあるが、それはどれもすばらしい製品だったし、とても気に入っている。

しかし、ふと冷静に振り返ると、あくまで仕事のツールとして満足していたに過ぎず、少なくとも奥さんに内緒でローンを組むほどの魔力を秘めていたかというとそれほどではないというのがホンネだ。

 

 

 

つまり、少なくとも自分は、クルマをブーブー(=つまりはオモチャ)として捉えている人間であることが、今更ながらよーくわかったということであり、その意味では昨今の旧車ブームというのも、これに非常に近いのではと思っている。

 

 

ブーブー好きには、ノスタルジーという言葉で片付けるには今の世の中のモノづくりが、あまりにも消費者(ここでは具体的にクルマにお金を使いたいと思っている人たちと限定したほうがいいだろう)のホンネとはかけ離れた世界に突入しつつあるということなのではないだろうか?
ちょっと後向きすぎるかなぁ?

 

それではまた近々

 

 

 

A prestissimo !!

 

 

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