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Vol.052 オリンピックとイタリア

8a1813ebb675372564938ce7419479a3いよいよ開幕したRio五輪。
開幕に間に合わないだとか、ファベーラ(貧民街)のギャングたちが怖いとか、さまざまな病気が流行しているとか…。
いろいろありましたがそれなりに華やかに開幕した五輪は、喉元すぎればというものだ。

 

 

 

 

もちろんこの時期は夏休みなので、朝の出勤が気になるようなことはないが(イタリアとブラジルでは時差が5時間)、夏の夜を愉しむネタには事欠かない。

イタリアは実は水泳や水球、さらには柔道なども盛んで、子供の頃から水泳教室に通うというケースも非常に多いし、パスタなどのCMに水泳選手が出てくるケースもある。

 

 

 

 

 

 

http://www.oasport.it/rio2016/

http://www.oasport.it/rio2016/

今年は自転車のGiro d’Italiaがあり、すぐにEUROが開幕。かぶせるようにフランスではTour de Franceがあり、その合間にはF1GP。そして夏休みに突入と同時にオリンピック。
全くもって集中に欠ける一年になりそうだ。

 

 

日本もメダル獲得に躍起になるが、純粋にスポーツを愉しむという点でやはりオリンピックは楽しい。
日本もいよいよ夏休み。4年に一度のお祭りを楽しみたい。

それではまた近々。

A Prestissimo!!

Vol.051 EURO終幕

UEFA_Euro_2016_logo.svgこう書くと後向きな感じに聞こえるが、これはもちろんサッカーのEURO2016の話である。

 

 

 

 

前号で「まさかの」イタリア快進撃を書いたが、残念ながらBest4をかけた戦いで惜しくもドイツにPK戦で敗れた。
普通に考えればドイツに勝てるはずもないような戦力だが、実は大きな大会における公式戦対戦成績はイタリアの8戦4勝4分と負けなし。
これがドイツを打ち負かすことのできる唯一チームと言われたゆえんだった。

 

 

120分戦った試合で決着がつかなかったので、これでイタリアの4勝5分と私は理解しているが、まあ、よくがんばった。プレッシャーに弱いイタリアはPK戦が大嫌いなのだ。

 

 

 

 

さて、今回のEURO。
フランスという欧州において交通の便の良い、この時期の気候も良い会場だったおかげで、非常に盛り上がったのではないだろうか。

そんな中、間違いなくこの10年間で欧州最高の選手の一人であろう、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルが、悲願のメジャー大会初の栄冠に輝いた。

 

 

 

 

彼に特段の思い入れがあるわけではないが、それでもこういう映像を見るにつけ、やはり「おめでとう」と言いたくなる。<gazzetta.TVより>

 

 

 

 
7月…。
サッカー、自転車、音楽イベント真っ盛り。仕事に身が入らない事この上ない…。

 

そう、欧州はとっくに夏休みなのだ。

 

 

それではまた近々。

 

 

A Prestissimo!!

Vol.050 EURO2016

Italia_Qualificazioni1-638x425欧州サッカー最大の祭典「EURO2016」が開幕した。

実はお互いそんなに仲の良くない欧州各国にとって、ある種のガス抜きイベントとしても機能している、欧州最大のサッカーのお祭りである。

もちろん選手たちにとって最も重要な大会はワールドカップなのだが、欧州選手権たる「EURO」は、それに勝るとも劣らない重要なイベントである。
実際の所、ブラジルとアルゼンチンを除けば、ワールドカップの優勝国は欧州にしか存在しないので、事実上の頂上決戦という言い方もできなくはない。

その試合の特徴はなんといっても「熱さ」である。
ワールドカップ同様4年に一度開催されるのだが、近親憎悪ではないが、歴史的な遺恨のある国同士の戦いなどは冒頭のように、かなりのガス抜きというかフェアな戦争とも言えなくもない熱い戦いが繰り広げられる。

今回、無事に本戦出場を果たしたイタリアなのだが、いかんせん今年の代表の小粒さ加減といったら過去に例がないほど。本大会開始直前のキャプテン、ジャンルイジ・ブッフォンのコメントも、ある種サバサバとした、誰からも注目されないような乾いたものだった。しかし、念の為に言うと前回大会は実は決勝でスペインにこそ敗れたものの、実は二位。
そんな実績もどこへやらの全くの期待されないっぷりがすごかった。

 

そこへ来て緒戦の相手は現在FIFAのランキング1,2位を争う強豪ベルギーである。私も含め、誰もがイタリアの敗退を強く予感していたのだが、期待されない時のイタリアほど老獪かつしたたかなチームも少ない。

 

Italia_Belgioなんとなんと、蓋を開けてみれば見事なカウンターから2−0の圧勝だったのだ。

出場前チーム中最高齢、タレントはいない、話題もない、期待もされていないと、ナイナイづくしのこの大会なのに、よりにもよって大番狂わせを最初からぶちかましてくれるなど、一体何が起きているんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには戦術オタクと呼ばれるイタリア人の特性にも秘密がある…。
サッカーなどボールをゴールに蹴り込めば良いのだろうという向きには、ちょっと感心のない話かもしれないが、なかなかどうして面白い話が盛り沢山である。
続きは次号で!

 

A Prestissimo!!

 

 

Vol.049 変わるジドウシャ

minicarsクルマはジドウシャである。
しかし、それはコミューターやモビリティという言葉に変換できるのか?
それとも依然としてブーブーなのだろうか?

フランクフルトモーターショーなどのいわゆる新車ショーと、レトロモビルやエッセンをはじめとした欧州旧車ショーを見比べて思うことだ。

劇的に進化した燃費性能は、クルマを利用するすべての人にとって益をもたらすものだが、一方でクルマという物質の存在や価値じたいを高めたかというと、少なくとも趣味の範囲からはYesとは言いがたいのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

newmobテクノロジーの進化により運転そのものの負担が相当に下がったことは紛れもない事実だし、そうした技術がちょっとでもお気に入りのクルマに活かせればどんなにいいことだろうと夢想することも多々ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不思議なのは、リッター30kmになろうと、自動でブレーキを踏んでくれようと、レーンが外れても戻ってくれても(そもそも外れないけどね)、それが購買のきっかけにはなっていない。

 
chauffeur運転しなくなったとしても、それを買う自分が想像できないのだ…。
万一自分で運転できなくなったとしても、代わりに運転をしてくれるプロの人がその頃にはたくさん居るような気すらするのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々の移動は日本でも欧州でもクルマがメインである。V8ツインターボで、一昔前のツーリングカーなんか直線でぶっちぎれるようなクルマから、必要十分なパワーと恐るべき燃費性能を誇るクルマも所有したことがあるが、それはどれもすばらしい製品だったし、とても気に入っている。

しかし、ふと冷静に振り返ると、あくまで仕事のツールとして満足していたに過ぎず、少なくとも奥さんに内緒でローンを組むほどの魔力を秘めていたかというとそれほどではないというのがホンネだ。

 

 

 

つまり、少なくとも自分は、クルマをブーブー(=つまりはオモチャ)として捉えている人間であることが、今更ながらよーくわかったということであり、その意味では昨今の旧車ブームというのも、これに非常に近いのではと思っている。

 

 

ブーブー好きには、ノスタルジーという言葉で片付けるには今の世の中のモノづくりが、あまりにも消費者(ここでは具体的にクルマにお金を使いたいと思っている人たちと限定したほうがいいだろう)のホンネとはかけ離れた世界に突入しつつあるということなのではないだろうか?
ちょっと後向きすぎるかなぁ?

 

それではまた近々

 

 

 

A prestissimo !!

 

 

Vol.048 高値安定

IMG_2604 しばらく間が空いてしまったが、エッセンのレポートの続きを。

 

 

 

 

ポルシェの高騰ぶりは今に始まった事ではないのだが、それでもこの2年少々の出来事。

確かに50年を経てもかなりのクォリティを持つ個体が多く、また乗って楽しい事からも十分にその価値のある車とはいえるだろう。

それ以外にも総じて高値が付いていたエッセンであるが、多くのイタリアンも例外ではなかった。

 

 

 

 

 

もはやピッコロと呼ばれる事もなくなった308/328などの8気筒モデルも軒並み高値安定。一時は100万円台まで値段を落としたモンディアルシリーズまでもが、便乗値上げにまんまと乗っかる始末だ。なんともはやである。

アルファやアバルトなど「いかにもイタリア」というクルマは高値安定。

 

 

 

 

 

IMG_2539いっぽう、シックさが売りのランチアはラリーレジェンド系は高値安定。なかでもストラトスなど形もスーパーカーというものは、恐ろしい価格帯に突入しつつある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の高騰劇の背景には、「わかりやすさ」が見え隠れしている。つまり、有名ブランドの有名商品に関しては、徹底的に値段を上げても良いといった流れがある。

 

 

 

レースヒストリーでも、映画に登場したでもなんでも、何かしら有名要素がある場合にドンと値段が上がるようだ。

 

 

 

 

IMG_2664さすがに一千万のポルシェが三千万だ五千万となることはないだろうが、どうやら高値安定はしばらく続きそうだ。今のうちにめぼしい車両はおさえておくしかないかなとちょっと焦り気味ではある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた近々

 

 

 

A prestissimo!!

Vol.047 欧州最大!?

Essen-2016-bannerjpg欧州最大の旧車イベントと言われる「エッセンテクノクラシカ」に行ってきた。

 

 

 

 

イタリア在住としては10月のパドヴァがある種の定番なのだが、ゲルマン系北方の方々にはパリのレトロモビルかエッセンかというほどメジャーなイベント。

 

 

規模感でいうとやはり最大。もちろんかなり以前から販売される車両本体やパーツの価格も「高い」と言われ続けていた。昨今の欧州での旧車の盛り上がりはここでも散々お伝えしてきたが、この2月にパリで行われた「レトロモビル」でも、41億円という恐ろしい値段での取引が成立するなど大盛況だった…。

その意味でもどうしても行きたかったイベントだっただけに、久しぶりに胸高鳴るドイツ訪問となった。

 

 

 

 

 

 

imageイタリアとは違い、なんとなく整然とした(きっと気のせい)会場に入ると、早速素敵なメルセデスとポルシェがお出迎えしてくれる。かたや、伝説のチャンピオン、ファンジオが母国アルゼンチンで経営していたディーラーの社用車。こなた、サファリで活躍した930シリーズのカレラだ。そう、ここはドイツ。今人気のポルシェ、メルセデス、BMWのホームグラウンドなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

imageもはや説明の必要もないと思うが、旧車の中で群を抜いて価値を上げているポルシェ911シリーズ。昨年のレトロモビルでも結構ドン引きなプライスタグだったが、ここは地元。いくばくかは安いかと思いきや、そんな淡い期待は全く裏切られる高値安定ぶりを見せつけられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そればかりか、他国のクルマもとんでもないことに…。
しばらくこのエッセン・テクノクラシカについてリポートしたい。

 

 

 

 
今回はこの辺で…。

 
A prestissimo!!

Vol.046 危うし!ダヴィデ

david01甚大な損害をもたらした東北の震災から早くも5年が経過したわけだが、実はイタリアも火山国であって地震があるのをご存知だろうか?
実は昨年末のクリスマス時期に、規模こそ小さいとはいえ、フィレンツェで3日間で250回という「嫌な地震」にみまわれていたのだ。

 
terremoto-firenze2そもそも中南部イタリアは地震が割と多い地域で、最近では生ハムで有名なパルマ周辺のレッジョ・エミリアで大きな被害が出た。
それでも日本、とりわけ関東地方に暮らす人間にとってはとるに足らないほどの地震なのだが、日本のような耐震構造や免震構造の家屋ではないのでダメージはそれなりに出てしまうというわけだ。

 

 
ただ、今回は尋常ならざる群発地震なので、フィレンツェが産んだ天才、ミケランジェロ代先生のあの世紀の名作「ダヴィデ」像が倒壊の恐れというのだからおだやかではない。

 

 

 

 

 

ちなみにダヴィデさんの重量は5トンもあり、大理石から削りだした時点で実はヒビがあるのだ。それに加えて両足には微細な亀裂をお持ちで、そこから割れてしまうのではと緊張感が高まっているのだ。しかし、どんなに不景気でも、「お宝」に対する反応は素早いのがイタリア。早速数千万の台座補強の特別予算を組んだというから恐れ入る。

 

 

 

dmbig掃いて捨てるほど名作があふれるフィレンツェではあるが、筆者としては迷うことなくダヴィデさんを名作の筆頭に挙げる。

 

それほどに天才ミケランジェロのスゴワザを目のあたりにできる作品は、まさに人類の宝だと思う。圧倒的な存在感と迫力は、寸分たがわぬはずのコピー(ヴェッキオ宮の入り口に野ざらしになっている)とは全く別物の存在感を放っている。

 

 

 

 

 

 

地震は避けようがないが、どうか日本の技術でも世界中の叡智でも全てを用いてあの傑作を守ってほしいものだ。

 

 

 

 

 

 

それではまた近々。

 

 

 

A Prestissimo!!

 

Vol.045 What else?

 

florian-venezia皆さんにとってのコーヒーとは?
一抹の清涼剤であり、リラックスのおとも?
世界でもこんなにコーヒーが簡単に飲める国は日本を於いて他にないとは思うが、イタリア生まれのエスプレッソは日本のみならず世界中で大人気コーヒーのひとつである。その名が示すように「バッと出して、バッと飲める」エクスプレスなコーヒー。それがエスプレッソだ。

 

 

 

イタリアでは以前ほどではないにせよ、各バールではそれぞれの味を大切にしていて、おばあちゃんやジジイどもがうるさく若者たちにエスプレッソやカプチーノの淹れ方を教えていたものだ。イタリアでいう「カフェしようぜ!」には、実はいろんな意味がある。

 

 
cafe italianoちょっと一服という気分転換もさることながら、折いった話をするときや、近隣住民の安否確認やら井戸端会議やらの重要な情報交換のための場所であり、街角の寄り合い的な役割も兼ねている。つまり、コーヒーという飲物を楽しむのも重要な目的なのだが、それ以上に、人との交流のツールとしてバール、カフェの存在があるともいえる。

 

 

 

 

 

 

そんな人気のエスプレッソだが、手軽に本格的なエスプレッソが楽しめる、カプセルカートリッジ型コーヒーが世界中で大人気なのはみなさんも御存知の通り。しかし、ここでちょっとした物議が醸されているのだ。

 

 

 

 

事はドイツが発端。同国のハンブルグ市の市庁舎でカプセルタイプのコーヒーの使用が禁止されたというのだ。その理由は使用済みのカプセルはリサイクルを行うことができず環境悪化を招くというもの。確かにメジャーなカプセルコーヒーに使用されているカプセルは、リサイクルが可能な通常のプラスチック製品ではなく、アルミニウムがコーティングされた特殊な作りになっている。

 

 

 

 

つまり、現在のリサイクル施設ではうまく処理をすることができないので、全て廃棄処理になってしまい、環境によろしくないとの告発があったのだ。しかも、騒いでいるのは英国のBBCなので、これまたなかなか簡単には看過できない話になってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

なんでも便利になっていく世の中ではあるが、必ずしも「いつでもどこでも誰にでも」が正義ではないだろう。イタリアには「エスプレッソが客を待つのではない、客がエスプレッソを待つのだ」なんてことわざがある。

 

ただの飲物以上に重要な役割がお茶にはあるのだ。

 

さて、みなさんはどう思います?この問題。

おそらくタダの環境問題ではないのだと思わずにはいられないんだよなあ…。

 

 

 

それではまた近々。

 

A Prestissimo !!

Vol.044 いいんだか悪いんだか…。

Rouhani-Popeつい先ごろイランの大統領ハッサン・ロウハーニがイタリアを訪れた。
イランは言わずと知れたイスラム国家で、大統領もイスラム教徒だ。
それがカトリックの総本山バチカンを訪れたのだ。

 

 

 

政治的な話は別として、彼らムスリムがイタリアを訪れる際の最大の問題は、数々のギリシャ&ローマ時代の彫刻の数々である。
イタリアの重要な建物の中には、ふんだんに彫刻や絵といった芸術に満ち溢れている。

 

 

 

 

 

 

Rohani a Roma:coperte alcune statue di nudi musei capitoliniご想像のとおり、中でもこれら彫刻のほとんどは、男女ともに一糸まとわぬ姿が多く、公の場で女性の肌をさらすことが禁忌となっているイスラム教徒にとっては、まさにタブーの巣窟。
しかし、それでも少しでも多くのイタリア芸術を堪能してもらおうと、今回は大統領が訪れる場所の女性彫刻を白いボードで囲うという前代未聞の対応をしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image_06venus400無論、イタリア政府としても今回のトップ会談を実のあるものにしたいのはわかるが、郷に入らば郷に従えの語源にもなったローマのことわざを覆すような行為は、なかなかの論議を呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イタリア首相のレンツィは、最大限のおもてなしをしたと息巻いているが、手放しで大賛成ということではないようで、ちょっとしたいざこざに発展した。

 

 

昨今、何かといじめの対象となってしまうイスラム系国家。とりわけイランの混乱ぶりは気の毒なくらいである。さりとて、片やローマの末裔、此方ペルシャの末裔となれば歴史好きならずとも観光の対象として最高のロケーションであることは間違いない。

私はこういう柔軟な対応こそイタリアの美徳と思うのだが、皆さんはどうだろう?

それではまた近々。

 

A prestissimo!!

 

Vol.043 新しいレトロモビルの名物か?

scaglietti1950年代の夭折の人気天才自動車レーサー、マイク・ホーソーンのフェラーリが5日、パリで行われた旧車イベント「レトロモビル」内で行われる最近話題のオークション「Artcurial Motorcars」で競売にかけられ、自動車オークション史上最高額の3200万ユーロ(約41億7000万円〜税込・手数料込)で落札された。

 

 

 

 

このフェラーリは1957年製の「335Sスパイダー・スカリエッティ」。同年の仏ルマン24時間耐久レースでホーソーンが使用したもので、落札者は米国人だという。

 
Mike Hawthornマイク・ホーソーンは、1953年にフェラーリワークスチームの一員として参戦し、第5戦フランスグランプリで初優勝。

 

伝説のチャンピオン、ファン・マヌエル・ファンジオを相手にマッチレースを繰り広げ、最終ラップの最終コーナーで逆転するという見事な勝利を飾る「ランスの名勝負」の当事者である。ちなみにこれは当時最年少優勝記録(24歳)であり、イギリス人として初の優勝でもあった。クルマのヒストリーに華を添えるネームとしては文句なしのものだ。

 

 

 

 

しかし、40億円を超えるとなると、もはやこれは完全に美術品のレベルに自動車が達したことを意味する。

 

 

 

 

 

昨年のこのコーナーでも触れたが、アラン・ドロンがかつて使用していた61年製フェラーリ・カリフォルニアが1628万ユーロで落札され大きな話題をさらっていたばかりだったが、どうやらこの流れは本物だ。

 

 

それにしても、ここに来て自動車史上最高額を大幅更新とは本当に恐れ入る。
ちなみにこれまで自動車に付いた最高額は、62年製のフェラーリ「250GTO」が2014年に記録した2890万ユーロ。

こうなるとこのアートキュリアルのオークションはレトロモビルの新しい目玉になることは間違いないどころか、ますます箔を付けたことは違いない。

 

 

お分かりの通り、旧車の価値は上がる一方。これはひとえに現行車種の体たらくもあると思うのだが、やはり人の心を打つプロダクトにはなんにせよ共通点がある。
必ずしもブランドネームや馬力じゃないのだ。

 

 

 

 

Citroen 2CV sahara

ちなみに、おなじみのこのクルマも17万ユーロ(2200万円)を超える値段だった…。

 

 

どこまで加熱するんでしょうかね…。

それではまた近々。

 

 

A prestissimo!!

 

 

 

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